電気料金の値上がりが続く中、「毎月の請求額を少しでも抑えたい」「電力会社を見直せば安くなるかもしれない」と感じている方は多いのではないでしょうか。とはいえ、手続きが面倒に思えたり、数ある電力会社の中からどこを選べば良いのか迷ったりして、なかなか行動に移せずにいるケースも少なくありません。
電力会社の乗り換えは、正しい手順とポイントさえ押さえれば決して難しいものではなく、毎月の固定費を見直す有効な手段になります。今回は、電力会社を乗り換える方法について解説します。
目次
【STEP別】電力会社を乗り換える方法

電力会社の乗り換えは、大きく4つのステップに沿って進めることができます。ここでは、それぞれの手順を順番に見ていきましょう。
STEP1|現在の契約内容や電気料金を確認する
電力会社を乗り換える最初のステップは、検針票(電気ご使用量のお知らせ)や契約者向けマイページを手元に用意し、現在の契約内容を確認することです。
乗り換え手続きには、現在契約している電力会社名やお客さま番号、22桁の「供給地点特定番号」、契約アンペア数、月々の電気使用量(kWh)といった正確な情報が必要不可欠です。
これらをあらかじめ整理しておくことで、次のステップである比較検討や申し込み手続きをスムーズに進められます。
STEP2|切り替える電力会社を選ぶ
2つ目のステップでは、手元に用意した現在の電気使用量や契約プランの情報をもとに、乗り換え候補となる電力会社の無料「料金シミュレーション」を活用しましょう。
現在のプランと比較したときに、実際にどれくらい電気代が安くなるのかをあらかじめ数値で試算しておくことで、納得のいく電力会社を選ぶことができます。
複数の会社を比較検討し、自分の生活スタイルに合ったプランを見極めましょう。
STEP3|切り替える電力会社に申し込む
3つ目のステップでは、乗り換え先の電力会社が決まったら、その会社のWebサイトや電話窓口から申し込みを行います。
現在契約している電力会社への解約手続きは、新しく契約する電力会社が代行して連絡してくれるため、自分で現在の電力会社に連絡する手間はかかりません。
申し込み時にはSTEP1で確認した供給地点特定番号などの情報が必要になるため、手元に準備しておくとスムーズです。
STEP4|切り替えが完了したら確認する
申し込みが完了すると、基本的には最初の検針日に合わせて自動的に新しい電力会社へ切り替わります。
スマートメーターが未設置の家庭では、デジタル式のメーターへの交換工事が必要になる場合があり、原則無料かつ立ち会い不要ながら、利用開始までに2週間ほどかかることもあります。
最後に、新しい電力会社から契約開始のお知らせが届いたら、正しく切り替わっているかを必ず確認しておきましょう。
電力会社の選び方

電力会社を乗り換える際は、以下のポイントを踏まえて選ぶことが大切です。
ライフスタイルに適した「料金プラン」から選ぶ
日中在宅が多いか、夜型の生活かといった、自身の生活リズムに最もフィットするプランを選びましょう。
電力会社のプランには、電気をあまり使わない単身者向けのものや、電気料金単価が一律で安く設定されたファミリー向けのもの、夜間の使用がお得になるプラン、市場価格に連動して単価が決まるプランなど、さまざまな種類があります。
プラン選びに迷ったときは、複数の料金シミュレーション結果を比較しながら検討すると良いでしょう。
セット割引や特典をチェックする
都市ガスやスマートフォン、インターネット回線などを電気とまとめて契約し、セット割引や特典が受けられるかどうかも比較材料にすると良いでしょう。
電力会社によっては、セット契約によって割引が適用されたり、電気代の支払いに応じてポイント(Ponta、楽天ポイント、WAONなど)が還元されたりする特典を用意しているところもあります。固定費を一括でスマートに削減したい方にとっては、見逃せないポイントです。
希望する支払い方法を確認する
契約前に、希望する支払い方法にその電力会社が対応しているかどうかを確認することをおすすめします。
新電力会社によっては、電気料金の支払い方法をクレジットカードに限っている場合があります。口座振替やコンビニ払い、各種スマートフォン決済での支払いを希望する場合は、事前の確認が特に重要です。
企業の信頼性やサポート体制を重視する
契約後に電気トラブルが発生した際のサポート体制や、問い合わせ窓口の丁寧さなど、実績があり長く安心して付き合える会社かどうかという視点も大切です。
電力小売自由化以降、数多くの新電力会社が登場した一方で、燃料価格の高騰などの影響で撤退・倒産する会社も増えています。料金の安さだけでなく、企業としての信頼性という視点も欠かせません。
電力会社を乗り換えるタイミング

電力会社の乗り換えを検討すべきタイミングには、いくつかのパターンがあります。
電気代を削減したいと感じたとき
毎月の電気代の請求額に負担を感じたときこそ、電力会社を見直す絶好のタイミングです。
世界情勢などの影響から電気代の値上がりが相次ぐ中、固定費の負担を実感する家庭は増えています。
電気代や通信費などの固定費は、一度契約を変更すれば継続的に節約効果が得られるため、早い段階での見直しが効果的です。
ライフスタイルが変わったとき
在宅勤務の開始によって日中の電気使用量が増えたり、生活時間帯が変わったりしたときも、プランを見直す好機です。
従来のプランのままでは、生活スタイルの変化によって日中の電気代が割高になってしまう可能性があります。実際の電気の使われ方に合わせた最適なプランへの変更を検討しましょう。
家族構成が変わったとき
同居する家族の人数が変わったときも、電力会社やプランを見直すタイミングといえます。
同居する人数が一人変わるだけでも、月々の電気使用量は大きく変動します。一人暮らし向けプランのままファミリー生活を続けるなど、世帯人数に見合わないプランを放置していると割高になるため注意が必要です。
引越しのとき
引越しをする際は、いずれにしても電気の停止・開始手続きを行う必要があるため、プランを見直す絶好の機会です。
新居の対応エリアによっては、これまで契約していた電力会社が利用できないケースもあります。新居の対応エリア内で利用できるお得な新電力やセットプランを比較し、新生活の開始と同時に固定費を見直しましょう。
電力会社を切り替える際の注意点
電力会社を切り替える際には、以下の点にも注意しておく必要があります。
途中解約による違約金や解約金が発生しないか確かめる
現在契約しているプランと、乗り換え予定のプランの双方について、解約条件をあらかじめ確かめておくことが重要です。
電力会社や契約プランによっては契約期間が設定されており、契約期間内に他社へ乗り換えると、違約金や解約金の支払いが必要になることがあります。
契約書やWebサイトの解約条件を必ず事前に確認しましょう。
高圧一括受電契約が導入されていないか確認する
マンションやアパートなどの集合住宅では、管理組合や管理会社が一括して電力を購入する「高圧一括受電契約」を結んでいる場合があります。この契約が導入されている場合、世帯ごとに個別に電力会社を変更することができません。
乗り換えを検討する前に、管理会社へ現在の契約状況を確認しておきましょう。
オール電化住宅は「専用の料金プラン」を選ばないと高くなる
オール電化対応の住宅に住んでいる場合、新電力を選ぶ際は、必ずオール電化専用の料金プランを提供している電力会社を選ぶ必要があります。
一般的なプランに切り替えてしまうと、夜間の電気代などが急騰し、かえって電気代が高くなってしまうことがあります。オール電化住宅ならではの料金プランかどうかを、契約前にしっかり確認しましょう。
訪問や電話で勧誘を受けても検針票の情報を安易に伝えない
「大手電力会社の委託」や「マンション全体のルール」などと偽り、電力契約を強引に変更させる悪質な訪問販売や電話勧誘が報告されているため注意が必要です。
検針票を安易に見せてしまうと、お客さま番号や供給地点特定番号が悪用され、勝手に契約を書き換えられるリスクがあります。対面や電話で検針票の提示を求められても、その場では簡単に見せないようにしましょう。
電気代を安く抑えるならまねきでんきがおすすめ!
電力会社の乗り換え方法や選び方のポイントを押さえたところで、実際にどの会社を選べば良いか迷っている方は、ぜひ「まねきでんき」をご検討ください。
まねきでんきは市場連動型プランに対応しており、市場の変動具合や電力会社の手数料にもよりますが、年間を通してみると一般的な料金プランよりも安くなりやすいという特徴があります。
面倒な書類のやり取りや自宅への立ち会い工事は一切不要です。スマートフォンから検針票の写真を送るだけで、Web上で3分ほどあれば申し込みが完了します。
まとめ
電力会社の乗り換えは、契約内容の確認から会社選び、申し込み、切り替え完了の確認まで、4つのステップに沿って進めれば決して難しいものではありません。料金プランや支払い方法、サポート体制などを踏まえて自分に合った電力会社を選び、光熱費の負担を感じたとき、ライフスタイルや家族構成の変化、引越しのタイミングを見極めれば、無理なく固定費を見直すことができます。
違約金や高圧一括受電契約の有無といった注意点も事前に確認した上で、納得のいく電力会社への乗り換えを進めていきましょう。

